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インプラント
インプラントは歯が抜けた時、人工歯根を埋め込むことで天然歯に比較的近い外観と機能に修復できる治療です。人がものを噛む力は非常に強いですが、あごの骨に人工歯根を埋め込むことでその力に対応できます。入れ歯やブリッジよりしっかり噛むことができるという点は、大きなメリットです。
また、バネで固定するなどの必要性がないため、見た目も天然歯に近くできます。自然で美しい見た目を取り戻せるという点でも、インプラントは魅力のある治療法です。
ただし、インプラントは定期的なメンテナンスをしないと「インプラント歯周炎」という歯周病のような状態になります。埋入して終わりという感覚ではなく、しっかりお手入れして、できるだけ長い期間美味しく食事ができるように心がけましょう。
矯正歯科（部分矯正）
歯列矯正において、多くの方が見た目の改善を求められると思います。もちろんそれも大切なことですが、歯列矯正で歯並びや噛み合わせを整えることには多くのメリットがあります。以下でそのメリットをご紹介いたします。
まず、歯列が整い、噛み合わせが適正になれば、しっかりかみ砕くことができて、食べ物が詰まりにくくなるため食事がしやすくなります。美味しく食べて十分に消化することは健康上大きなメリットを持っています。
歯並びが良くなればお手入れがしやすくなりますので、虫歯や歯周病のリスクも減らすことができます。また、噛み合わせがズレていると人間は自然とあごをずらして食事をするようになります。すると、顔の形のズレに繋がり、見た目や健康上で大きなマイナスになります。
歯並び、噛み合わせは発音にも影響します。わかりやすく聞き取りやすい発声ができることはコミュニケーションにも影響しますし、ビジネスなどにおいてのメリットも大きいでしょう。
歯並びや噛み合わせを整えるということは、このように非常に大きなメリットを持っています。歯並びの悪さや噛みにくさを感じている方は、ぜひ一度矯正治療をご検討ください。
小児歯科
保護者の方の中には「乳歯は抜けるから少しくらい悪くなってもいいだろう」という考えを持っている方もいらっしゃるかもしれません。確かに、いずれ抜け落ちる乳歯ではありますが、とても大切な役割を果たしています。
まず、歯は「しっかり噛む」ことによってたくさんの作用を生み出します。食事をしっかり噛んで消化を良くする、という健康上の理由もありますが、噛むことは脳の発達、あごの発達に貢献します。
また、歯は発音に大きく影響します。健康な歯でわかりやすい発音をすることはコミュニケーション上、非常に重要な要素です。
さらに、乳歯には永久歯が適した形で生えることを誘導する役割もあります。そのため虫歯などで早く抜けてしまうと、歯並びが悪くなってしまうリスクも上がります。
お口の中の環境は継続したものですから、永久歯が生えそろったから急にきれいにしよう、というのはとても難しいことです。歯が生えはじめたら適したケアを始め、口内環境を健康に保ちましょう。
レーザー治療
当院では患者さまの身体への負担を少なくするために2種類のレーザー機器を導入しています。レーザー治療には、出血が少なく、治療した箇所が目立ちにくく、治療後の痛みも少ないというたくさんのメリットがあります。
当院ではCO2レーザーとYAGレーザーを導入しています。この2台を、虫歯治療や歯周病治療、歯ぐきの黒ずみの改善や口内炎治療といったさまざまな治療に使い分けています。また、知覚過敏の治療にも使えます。冷たいものや熱いものを口に入れた時に歯にしみる、といった症状がある場合に有効です。
セレック
当院では被せ物の装着をお急ぎの患者さまにできるだけ早くお答えしたい、という思いから「セラミック治療システム」を導入しています。これは、3Dカメラで患者さまの口の中をスキャンして作成したデータから被せ物を作るシステムです。
セラミック治療システムを使うと、患者さまの口から直接型取りをする工程が無くなり、不快感を減らすことができます。
また、治療完了までの日数も減らすことが可能です。セラミック治療システムを使わない場合、歯科医師が型取りした後、それを歯科技工所に送ります。技工所にて製作する期間と、できあがった被せ物が送られてくる期間があるため、1週間から2週間を要するのが普通です。
しかしセラミック治療システムを使えば、データ作成後当院内でセラミックブロックから削り出して被せ物を作るので、歯科技工所との物品のやり取りが必要ありません。そのため、最短でその日のうちに被せ物をお口へセットすることも可能です。